今回は私のデザイナーの面としての「フォント」についてのお話です。
導入
フォントの魅力
普段の生活で、あなたはフォントを意識したことはありますか?
作品に文字を用いるとき、フォントによって印象は大きく変わります。
この画像を見てください。

(2分で作ったのでかなり雑です。すみません。)
中央の「どうもこんにちは」と書かれたテロップには、ゴシック体であるNoto Sans JPを用いています。
例えば、YouTubeでよく使われる「けいふぉんと」を使用してみるとこんな感じになります。

例えば、ここに明朝体のNoto Serif JPを用いてみると、このようになります。

あまりこう言うのもあれですが、少しダサいと思いませんか?
というのも、YouTubeのエンタメ系の動画には、明朝体はあまり使われません。
なぜなら、明朝体は人々に形式張った印象を与えるからです。
ただし例外もあって、

こういう圧をかけるときなどにも使われますよね。
※なんか画像作るの前より下手くそなったかもしれん
そんなふうに、人々はその時々の気持ちや状況に応じて、フォントを巧みに使用しているのです。
テレビに使われるフォント

画面にあふれる文字。
これらはすべて、FontWorksさんの「くろかね」というフォントが使われています。
くろかねはひらがなの「て」の形が特徴的です。

アルファベットのTみたいですよね!
私は子供の頃に「てがTみたいだね、Teってことかな」と家族に話していた気がするような、しないような…
くろかねなどのフォントは、テレビ番組、特にエンタメ系で芸人さんがおどけたときなどではよく使われています。
ぜひテレビを見るときには注目してみてくださいね!
有料フォントについて
さて、FontWorksさんが提供しているフォントは、多くが有料です。
これらを使用するためには、FontWorksさんと契約を結ぶ必要があり、くろかねを含めた基本的な人気有料フォントが使える定額のサービスにFontWorks LETSというものがあります。
気になるお値段は…

年間約5万円。。。。
社会人にとっては年間5万で960書体は安いと思えるかもしれませんが、学生の私みたいな人にとっては巨額でしかないです。
ここで、タイトルを見た人は疑問に思うでしょう。
「え、5万払って契約したの!?」
はい、頑張りました!!
…
そんな訳ありません。
実は、FontWorksさんは学割を提供しており、なんと年990円で契約できてしまうのです!!(商用利用は不可)

良かったね!!!!!
というわけで今回はこの「学生向けLETS」を契約したよっていうお話です。
Why?
あまり表に出さないのですが、私は切り抜き動画師(自称)としての活動も行っており、YouTubeで高品質な動画を作成するには有料フォントを使ってみたいと感じていました。
その夢を叶えるために、最初の第一歩を踏み出したのです。
学生向けでは商用利用はできませんが、切り抜き動画はもともと収益化する予定がないので、制限を踏まえたうえで契約しております。
自分と視聴者の楽しみのためです。
また、自分のデザイン技術向上の意図も含めております。
「もっと楽しくクリエイティブ活動ができたらいいな♪」
何に使うの?
かわいいろご
例えば、さわらつきさん発案の「Kawaiiロゴ (GitHubリポジトリ)」というものがあります。

↑こういうの。
全体的にゆるふわな雰囲気で、プログラマー界隈で流行となりました。
自分でも作ってみたいし、憧れます。
そしてそのゆるふわな雰囲気を醸し出しているのが「フォント」ではないでしょうか。
実にこれらのテキストには「ユールカ」というフォントが使われており、ふんわりとした見た目が特徴です。
作りたくない?
というわけで、私のの好きな実況者、からつけあっきぃさんのYouTubeチャンネル登録者数100万人記念に1つ、作ってみました。

どうですか?
まあ初めてなので下手だと思っても許してください…
動画編集
商用利用は不可なので、商業目的じゃない動画にしか使えませんが、動画編集のためにも使ってみても良いかもしれません!
DaVinci Resolveと併せて使うとめっちゃいい感じになったので今度そのブログも書いてみたいですね。
さいごに
この投稿で使用したすべての有償フォントを含む画像のコピーはおやめください。
また、この投稿では広告を表示せず、商業的な利用を行っていないことをここで示しておきます。
それでは、ご覧いただきありがとうございました。